インターネットを利用して買い物をする際、よくやるのが「比較」だと思います。同じ商品でも、売っているお店毎に、またはサイト毎に値段が違うことは珍しくありません。
Amazonと楽天、この二つをかならず比較して値段のリサーチをする人も多いのではないでしょうか。それぞれのポイントやキャンペーンを見比べたり。こっちでは「売り切れ」だけど、あっちでは在庫があるなど、比較することは大切です。
いったいAmazonと楽天なら、どちらのサイトで買い物をするとより安かったり、お得だったりするのでしょうか。
ポイントの比較なら
日常的にインターネットで買い物をするユーザーなら、買い物の度に貯まるポイントは、比較の際には重要な目安になります。それぞれのサイトのポイントは次のようになっています。
楽天のポイント
- 100円につき1ポイント。1ポイント=1円で支払い時に利用できます。
- すべての商品にポイントがつきます。
- ポイント10倍、5倍といったイベントをかなりの頻度で開催しています。
- 購入金額や回数によってダイヤモンド会員や、プラチナ会員になれる。会員ステータスによってポイントの倍付率が変わります
- 「買いまわり」などの大型イベントも年に数回あります。最大で10倍や、内容によっては29倍のポイントが付与されます。
- 期間限定のポイントもあります。指定された期間内で利用しないと無効となります。
Amazonのポイント
- 1ポイント=1円で支払い時に利用できます。
- Amazonポイントがつく商品は限定されています。商品やキャンペーンによってポイント数は異なります。おおむね商品代金の5%~20%くらいのポイントがつきます。
- 「Amazonポイントキャンペーン特集」から商品を選ぶと、ポイントがつく商品を確認できます。
- 有効期限があります。最終購入日か、最終ポイント獲得日の遅い方から1年間有効です。
全ての商品にポイントが付与される楽天の方が、分かりやすいシステムですね。それでもAmazonも、商品は限定されますが最大20%のポイントがつくケースもあります。
自分の欲しい商品を両方のサイトで見比べて、ポイントの有無、商品自体の代金を総合的に比較し、判断してみてください。
どっちで買うのが安い? お得な方は?
Amazonと楽天で、まったく同一の商品が売られていたとします。どちらが安いか、どちらかが得かの判断の目安は、以下の点を比較してみてください。
値段とキャンペーンなどを比較
- 同一の商品でも、同一の値段とは限りません。まずは素直に値段を比較します。
- 雑誌、書籍などは値段が同じ場合がほとんですが、キャンペーンやクーポンの対象になっているかどうか、見比べます。
ポイントで比較
- Amazonで、欲しい商品がポイントの対象になっていたら、そのポイント率(5%~20%)を確認します。
- 楽天で、ポイント倍率が高くなっているお店のものなら、最大10倍になります。
料金だけでなく、在庫も確認します
人気の商品なら、品切れという残念なことになっていたり、または入荷待ちというケースあります。配送についても確認しておきましょう。そのうえで、どちらが早く商品が届くのかも、どちらを利用するのかの目安になります。
在庫のチェック
売り切れているのか、入庫待ちなのか、在庫があるのか見比べてみます。入庫待ちなら通常、配送には一週間か、それ以上の時間がかかります。
値段だけではなく、商品が手に入るタイミングも判断の基準にします。
配送サービスのチェック
- Amazonには「当日お急ぎ便」のオプションが用意されています。
首都圏の方なら、おおむねその日の午前中までに注文を確定すれば、その日の夕方以降なら、当日配送に間に合うケースがあります。
- Amazon「当日お急ぎ便」は、有料のプライム会員でないユーザーは有料となり、514円が別途必要です。
>>Amazonプライム会員のメリット・特典は何?デメリットも暴露!
- 楽天には翌日配送サービスの「あす楽」対象の商品があります。
エリアは限られますが、首都圏なら、その日の午前中に注文していたら最短で翌日に届きます。
- 楽天の「あす楽」は無料のサービスです。
対象の商品は限られますが、届かなかった場合にはポイント5倍などのサービスがあります。
商品が届く早さだけを比較すると、当日に届く場合のあるAmazonです。しかしこちらは有料のサービスです。
なお、年会費3,900円のプライム会員になるれば、この「当日お急ぎ便」を無料で利用(使い放題)することが可能です。
楽天の最短は、「あす楽」対象エリア、対象商品について、無料で翌日となります。
Amazonと楽天 まとめ
どっちが安いか、どっちがお得かは、キャンペーンやポイントの付与率によっても左右されます。
どっちか早く届くかは、最短で当日に届くAmazonということになります。しかしプライム会員でない通常のユーザーなら514円の有料オプションです。
Amazonのハードユーザーで、配送にもリクエストが多い方なら、プライム会員となるのも一つの方法です。月に一回「当日お急ぎ便」を利用することで、年会費の元を取ることができます。
総合的に比較してみましょう。
料金以外にも、在庫や配送についても比較して利用されることをお勧めします。
なお、別の記事では楽天とAmazonのクレジットカードを比較しています。興味のある方はこちらも併せてご覧ください。
>>どっちが良い?楽天カードとAmazonクレジットカードの違いを比較!