巨大なECサイトといえば「Amazon」と「楽天」。今や日本では多くの人がどちらかのサイトを利用していますね。
しかも、これらの企業は公式にクレジットカードも出しているんですよね。CMで有名な楽天カード、そしてAmazonクラシックカード。
ただ、これらは本当にショッピングをする上でお得なのでしょうか。どんなメリットがあるカードなのでしょうか。
両者を比較しながら解説していきましょう。
楽天ハードユーザなら持っていたい 楽天クレジットカード
まず、楽天のクレジットカードは、分かりやすいポイントシステムが好評です。国際ブランドも、MasterCard、JCB、VISAの3社から選択できる優れものです。
どこで利用しても、100円で1ポイントが付与されます。楽天で買い物やコンテンツに利用しても、100円=1ポイントになります。
楽天の支払いを楽天クレジットカードを指定して支払えば、100円=2ポイントです。
8種類のカードがあり、都合に合わせたカードのチョイスも可能です。ここではスタンダードな「楽天カード」と、特典豊富な「楽天プレミアムカード」を紹介します。
楽天カードの特徴
- 年会費永年無料。
- 楽天サイトで利用すると、ポイントは2倍になります。
- 楽天カードの請求額の1%が楽天ポイントとして付与されます。
- 入会特典で2,000ポイントがプレゼントされます。期間限定のキャンペーンを狙えば、5,000ポイントや、または8,000ポイントがプレゼントされます。
- ANAのマイルと相互交換できます。
- 海外旅行傷害保険が付帯されています。
とにかく入会時の特典は、見逃せません。期間限定でやっているポイントプレゼントは、5,000ポイントから8,000ポイントなど、かなりの高額になります。
限定キャンペーンを見逃さずに入会を申し込めば、初回のメリットは大きいといえます。
楽天プレミアムカードの特徴
- 年会費は、10,800円(税込)です。
- 楽天サイトで利用すると、ポイントは2倍になります。
- 楽天カードの請求額の1%が楽天ポイントとして付与されます。
- 入会特典で5,000ポイントがプレゼントされます。期間限定のキャンペーンを狙えば、13,000ポイントがプレゼントされます。
- 世界700カ所の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」で、ドリンクサービス、インターネットサービスを活用できます。障害保険も当然、付与されています。
- ANAのマイルと相互交換できます。
目を引くのが、なんといっても限定キャンペーンです。最大で13,000ポイントのバックなので、実質の年会費を上回る還元です。
ただし、このようなキャンペーンは期間が限定されていますので、キャンペーン情報をよくチェックしたうえで入会をすると、メリットはかなりのものとなります。
Amazonのアカウントに登録しておけば便利 Amazonクレジットカード
Amazon派も、クレジットカードのメリットを受けることができます。カードは2種類です。スタンダードな「クラシック」と、障害保険付の「ゴールド」です。
国際ブランドはMasetrCard一択です。どちらの種類も異色のサービス、9時~19時の申し込みなら「即時審査サービス」を使えます。
3分ほどで審査結果が分かり、審査に通ると「テンポラリーカード」が発行されます。その場で、Amazonでのお買物に利用することができます。
それ以外については個別に見ていきます。
Amazonクラシックの特徴
- Amazonで利用するとポイント1.5%付与されます。Amazon以外は1%です。
- 年会費は初年度無料。翌年から、年に1回以上の利用をしていば無料ですが、利用がない場合は通常年会費1,350円(税込)が必要です。
- 入会特典でAmazonポイント2,000円分がプレゼントされます。
- 海外旅行傷害保険は付帯されていません。
少し意外に思えるのが、クレジットカードに付き物の海外旅行傷害保険が付帯されていない点です。
他のクレジットカードに付帯されていたら、そちらを利用すれば問題はありません。
年会費を無料にするためには、年に1回は利用するようにしましょう。
Amazonゴールドの特徴
- Amazonで利用するとポイント1.5%付与されます。Amazon以外は1%です。
- 通常年会費は10,800円です。
- 入会特典でAmazonポイント3,000円分がプレゼントされます。
- アマゾンプライム会員年会の3,900円が無料になります。
- Kindle本を月に一冊購読できます。
- 海外旅行傷害保険や国内旅行保険の付帯保険がつきます。
- コミック・雑誌を除く書籍をAmazonで買うと、Amazonポイント10%還元されます。
高額な年会費ですが、有料のプライム会員になることを前提にしたら、年会費の元は回収可能です。
「お急ぎ便」の使い放題や、Kindle本の無料サービスがあるので、Amazonハードユーザーなら年会費の元を取れるサービスが用意ようされています。
次年度の通常年会費を安くするためには、「マイ・ペイすリボ」を利用するなどの条件が必要です。
どっちがお得? やや楽天カードに軍配
どちらが得かは、使う人次第となりますが、全体を考慮するとやや楽天カードに軍配があがりそうです。
なにしろ限定の入会特典キャンペーンの高額ポイントバックは、はかなり魅力的です。
5,000円のポイントでも大きいですが、場合によっては13,000円となるケースもあるので、迷っている場合はこちらを選ぶといいでしょう。
もちろん楽天ハードユーザーは楽天カードの方が良いですし、AmazonハードユーザーはAmazonクレジットカードを使った方が断然良いですよ。
つまり、まとめるとこういう風にすると良いですよ。
- 楽天しか使わない、もしくはかなり楽天で買い物をする人
→楽天カード
(公式サイトへ)
- Amazonしか使わない、もしくはかなりAmazonで買い物をする人
→Amazonクレジットカード
(公式サイトへ)
- 特にこだわりなく買い物をする人
→楽天カード
(公式サイトへ)
これが最も賢い選び方でしょう。自分に合ったものを使うと良いでしょう。